ニードル脱毛のフラッシュ法は電気分解法と違って高周波で毛根を破壊するので痛みが少ない

医師が行う脱毛法はいろいろと種類がありますが、その中でも古くから行われているものがニードル脱毛です。しかし、ニードル脱毛は一般的に強い痛みを伴うものだというイメージがあります。そのイメージを変えてくれるのが、改良されたフラッシュ法です。ここでは、フラッシュ法のことをよく理解できるように解説をしていきます。

従来のニードル脱毛が痛みを伴う理由

従来のニードル脱毛は、電気分解法と呼ばれる方法です。この電気分解法では、針を毛穴に挿入して微量の電流を流す事で毛根を破壊していきます。針を挿入することに加えて、毛根を破壊するほどの電流がもたらす刺激はかなりの痛みです。そのため、一度に広範囲の脱毛はできませんし、痛みに弱い方は施術を諦めるか、麻酔クリームや局所麻酔を施術する箇所に施したり、笑気ガスの吸引によって痛みを緩和する必要があります。

フラッシュ法とはどのような施術なのか

電気分解法とフラッシュ法の違いは、何の力を使って毛根を破壊するかです。電気分解法は電流で皮膚の組織液を電気分解して毛根を破壊するのに対して、フラッシュ法は高周波の電流によって生まれた熱で毛根のタンパク質を固めます。フラッシュ法における電流を流す時間は、電気分解法のときに比べてごく短時間です。つまり、電流による刺激は最小限に抑えられます。そのため、フラッシュ法ならば痛みに弱い人でも受けられる可能性があるでしょう。現在行われているニードル脱毛は、フラッシュ法が主流になっています。

フラッシュ法はニードル脱毛のイメージを変える

ニードル脱毛は、効果が高くても痛いから受けたくないという人は少なくないでしょう。しかし、フラッシュ法はそのイメージを変えるものです。電気分解法に比べて痛みが弱くなったことで、これまで受けることを嫌がっていた人でも安心です。痛みが少ないことから広範囲の施術ができ、急いで脱毛をしたい人には最適です。ニードル脱毛を受けようと思うなら、フラッシュ法を行う医療機関を探しましょう。